カラフル 感想 森絵都
カラフルという書籍をご存知でしょうか?
昔からある児童書籍なのですが
最近一読したので、感想を述べていきたいと思います。
内容
ぼく(主人公)が死んでしまい、輪廻のサイクルから外される途中の手続きをしているところから物語が始まります。
抽選に当たったのだと天使に言われ、強制的に修行のために下界にもう一度戻り、他人の身体を借りて生前に犯した罪を思い出し、輪廻のサイクルにまた戻るチャンスに挑戦する。
その生活には数々の困難が待ち受けていた・・・・・。
死という悩みを考える
自殺やいじめ、生まれ変わることなどが多少出てくることで、誰もが考えたことのある死という悩みに向き合って、読者に生き方について問いかけていると感じる点が多々ありました。
自分の生きる価値
自分の存在している意味はなんだろう?
自分はみんなからどんなふうにみられているのだろう?
そんな些細ながらも、人にとっては大きな悩みについて考えることのできる作品にもなっています。
感想
初めて読んだとき一度読んだことがあるような気がしました(笑)
よく題材にされる内容といった雰囲気が感じられました。
しかしながら、森絵都さん独特の言い回し、表現からカラフルの世界に大いに引き込まれました!
特に佐野晶子という登場人物は個人的に大好きな人物でした!
↑共感をしてくださる人は少ないと思いますが・・・(笑)
児童書籍ですが、大学生が読んでもとても面白い作品になっています!
まとめ
中学生くらいに特に読んでほしい!
大学生の今でも楽しめる作品!
独特な感じだけど佐野晶子好き(笑)
興味が出た方は是非、手に取ってみてはどうでしょうか?
ちなみに映画版もあります(笑)
それでは。